科学技術庁主催「原子力セミナー」の開催について 科学技術庁では、来る10月13、20日の両日、文部省後援のもとに、関東および関西の中高校の教師を対象として、「原子力セミナー」を開催することとなった。本セミナーは、原子力の正しい基礎知識の向上をはかるための初めての催しであり、関東地区1都6県、関西地区2府5県の教師に対して受講の呼び掛けがなされた。 その内容は、セミナー用に執筆されたテキストによる“基礎原理”“アイソトープ利用”“原子炉”についてのわかりやすい講義が中心であり、さらにオートスライド(私達の原子力教室)および映画(原子炉の開発は進む)の上映、施設の見学も行なわれる。 講師は関東、関西地区それぞれ3名であり、会場は関東が千葉市の放射線医学総合研究所で、関西は堺市の大阪府立放射線中央研究所である。講習予定人員は各地区100名程度であるが、それらをかなりオーバーすることも考えられる。なお主管局は原子力局、担当一課は調査課である。実施計画の概要は下記のとおりである。 原子力セミナー実施計画 1 目的 中高等学校の教員を対象として、原子力の正しい基礎知識の向上をはかる。
4 講習人員 各地区100名程度 5 依頼講師 受持時間 各1時間半 6 主催 科学技術庁 後援 文部省 7 時間割
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