研究用特殊核物質の需要調査について 研究用特種核物質の需要調査は、去る昭和33年11月第1回調査を実施し、その結果に基づき、第1回配分計画を決定した。これらは、日米原子力協定により入手することとし、現在、これが入手に関し、日米間に細目取極の交渉が続けられているが、第1回調査から相当の時日を経過したため、その後、追加ないしは新規入手に関する要望が各方面から寄せられるに至った。 いまこれらを日米原子力協定に基づき入手するとした場合、協定枠の未使用分として、後記のとおり、なお若干の余裕があるが、予想される需要の増加に対してかなり窮屈な事情にあり、近い将来においてあるいは増枠を考慮する必要がある。 したがって、未使用分の配分計画の策定および、増枠を考慮する際の参考に供するため、第2回調査を実施することになり、昭和38年3月末日までに使用が予定されるものについて関係方面に、調査表を配布、現在、調査を実施中である。なお、調査表の締切りは、本年7月末日である。
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