委員会日誌

第15回

〔日時〕昭和36年4月26日(水)14.00〜17.10

〔配布資料〕
(1)放射線化学専門部会の設置について
(2)JRR-2の検査報告
(3)原子力災害補障条約案

〔審議決定および報告事項〕
(1)放射線化学専門部会の設置について
 資料1により事務局から説明があり、設置を決定した。なお専門委員の人選についても同時に了承された。

(2)JRR-2の検査報告
 資料2により事務局から報告があった。

(3)兼重委員の帰朝報告
 兼重委員から海外における原子力開発の状況についての説明があった。

(4)原子力災害補障条約案について
 資料3により外務省科学課長より説明があり了承された。

(5)JRR-2の2号炉心燃料について
 事務局からJRR-2の2号炉心燃料の発注について日本原子力研究所が4月27日に説明会を開く旨の報告があった。

(6)JRR-3の燃料問題について
 事務局からJRR-3の燃料問題についての報告があった。

第16回

〔日時〕昭和36年5月10日(水)14.00〜16.20

〔配布資料〕
(1)日米協定に基づく特殊核物質賃貸借協定の締結について
(2)米国における核融合研究の現状
(3)日本原子力研究所の技術輸入について
(4)住友原子力工業の技術輸入申請について
(5)住友金属工業(株)の技術輸入申請について
(6)JRR-2二次装荷燃料についての現状報告
(7)1961年海事法外交会議について

〔審議決定および報告事項〕
(1)日米協定に基づく特殊核物質賃貸借協定の締結について
 資料1により事務局から報告があった。

(2)JRR-2二次装荷燃料についての現状報告
 資料6により事務局から報告があった。

(3)技術輸入申請について
 資料3、4および5により事務局から報告があった。

(4)1961年海事法外交会議について
 資料7により事務局から報告があった。

(5)米国における核融合研究の現状について
 資料2により事務局から説明があった。

第17回

〔日時〕昭和36年5月17日(水)14.00〜16.10

〔配布資料〕
(1)海洋における放射性廃棄物のモニタリングの方法に関するIAEA国際会議の報告について
(2)1960年における米国原子力開発の動向
(3)国際理論物理学センター設立に関する件
(4)原子力委員会専門委員の追加について

〔審議決定および報告事項〕
(1)海洋における放射性廃棄物のモニタリングの方法に関するIAEA国際会議の報告について
 資料1により事務局から報告があった。

(2)国際理論物理学センター設立に関する件
 資料3により事務局から説明があり、ウィーン大使館からの請訓に関する回答については、パネル会議の報告などを十分に検討の上、回答案を作成するということで了承された。

(3)原子力委員会専門委員の追加について
 資料4により事務局から説明があり、決定された。

(4)日米協定に基づく特殊核物質賃貸借協定の進捗状況と訪日外人の件について、
 事務局から特殊核物質賃貸借協定についてのその後の進捗状況と訪日外人の件についての報告があった。

(5)プラズマ物理と核融合に関するシンポジウムの論文選考について
 事務局からプラズマ物理と核融合に関するシンポジウムへの提出論文の選考結果についての報告があった。

(6)1960年における米国原子炉開発の動向について
 資料2により事務局から説明があった。

第18回

〔日時〕昭和36年5月24日(水)14.00〜16.30

〔配布資料〕
(1)米国AECによる原子力発電コストの試算
(2)世界の動力炉一覧表(1961年版)
(3)原子力委員長および西村原子力委員の海外出張について
(4)荏原インフィルコ(株)の技術導入(甲種)について
(5)1960年の国際労働機関第44回総会において採択された条約および勧告に関する報告書
(6)付帯決議(原子力損害賠償法の)
(7)英国AEAに対して原子燃料公社製天然ウラン地金の試験方依額について

〔審議決定および報告事項〕
(1)荏原インフィルコ(株)の技術導入について
 資料4により事務局から説明があり、認可することで事務手続をも進めることについて了承された。

(2)外国技術の導入の認可方針について
 事務局から外国技術の導入の認可方針についての説明があり了承された。

(3)1960年の国際労働機関第44総会において採択された条約および勧告に関する報告書
 資料5により事務局から報告があった。

(4)付帯決議について
 資料6を事務局が朗読の上、逐条毎に審議内容の説明があり了承された。

(5)原子力委員長および西村原子力委員の海外出張について
 事務局から資料3により説明があり了承された。

(6)英国AEAに対して原子燃料公社製天然ウラン地金の試験方依頼について
 事務局から資料7により説明があり了承された。

(7)米国AECによる原子力発電コストの試算について
 事務局から資料1により報告があった。

(8)世界の動力炉一覧表(1961年版)について
 事務局から資料2により報告があった。