第4回放射線化学専門部会

 日 時(11月4日(金)13.30~15.00)

〔配布資料〕
(1)放射線化学の開発計画(第3次案)
(2)放射線化学センター(または中央研究機構)の業務について(第4次案)

〔議事概要〕
 第3回議事録を事務局から提出、出席全員の賛成を得て承認したのち、中根委員から放射線化学開発計画打合せ会の審議経過に関する説明があり、配布資料(1)および(2)についての内容説明がそれぞれ行なわれ、質疑応答があった。最後に部会長から放射線化学センターの取扱いについてこれをいかにするかとの問題に対し、別途グループにおいて討議したらよいという旨の発言があり、出席全員の賛成をえてこのこの提案を了承、またその構成員については石川委員および田代部会長に一任することとして議事を終了した。

(1)放射線化学の開発計画の報告
 上記の第3次案について中委員から原産の中間報告を骨子として審議作成した旨の発言があり、次いで検討されたおもな点に関して打合せ会を代表して鷹氏から

① 原産の中間報告は基礎研究についてはあまりふれていなかったが、今回の提出案においては小委員会などの結論を入れてかなり頁をさいている。
② 原産の中間報告でふれていない最近の状況については、調査団の調査報告を取り入れて変更してある。
③ 燃料の問題から派生する使用済燃料などについては、局の長期計画の完成まちとなっている。
④ プロセス研究および開発計画について小研究委員会の結論を取り入れている。
⑤ 開発体制については特に変更が多いが、精神は同じである。

旨の内容説明があった。

(2)放射線化学センターの業務について
 上記の第4次案について中根委員からその審議概略の鋭明があり、内容については事務局にて読み上げて質問に答えた。

 ◎開発体制のための打合せ会構成員は下記のとおり決定した。
   田代 茂樹 (東洋レーヨン(株))
   中根  孝 (横浜ゴム製造(株))
   正井 省三 (住友化学工業(株))
   西堀栄三郎 (原 研)
   宮本  惇 (通産省)
   菊池 正士 (原 研)
   橋本清之助 (原 産)
   常勤原子力委員
   原子力局長他