ウラン資源とウランの生産可能性に関する会議

  原子燃料公社理事長はアルゼンチン原子力委員会の招待により11月28日からの上記会議に出席するため、11月24日東京を出発ベノスアイレスに向った。

 会議は3日間にわたってベノスアイレスにて開かかるが、おもな議題は次のごとくである。
  1.各生産国におけるウラン鉱物資源
  2.ウラン鉱および精鉱の世界的需要
  3.1960〜1975年までの期間における世界のウラン鉱および精鉱の過不足量の推定
  4.ウラン鉱および精鉱の生産ならびに取引の経済的見地
 以上の会議終了のあと10日間にわたってアルゼンチン国内のウラン鉱床、その他を視察する事になっている。本会議に参加するおもな人々は次のとおりである。

 オーストラリア原子力委員金原料局長
   J.WEBB
 カナダのエネルギー資源局長補佐
   S.W.CLARKSON
 カナダエルドラド鉱山会社副社長
   JACK BERGER
 スペイン原子力委員会鉱物資源調査開発局長
   J.M.DIGADO TOMAYA
 イタリアC.N.R.N.委員
   FILICE IPPOLITO
 イタリアC.N.R.N.顧問
   F.PANTANETTI
 アメリカ A.E.C.原料局長
   JESSE JOHNSON
 アメリカ A.E.C.原料局次長
   THOMAS J.MCCARVILL
 南ア運邦原子力委員会原料局長
   M.C.ATOMORE

 なお高橋理事長は12月16日帰国の予定である。