JRR-2燃料要素の受取りについて

 JRR-2燃料要素19本は、8月15日のパンアメリカン航空第1便で、午前4時30分ごろ羽田空港に到著し、午前中に通関手続を終え、同日午後5時30分ごろ日本原子力研究所東海研究所に到着し、翌16日検収を終了した。

 JRR-2燃料要素は、18.89%濃縮金属ウランとアルミニウムとの合金をミートしたMTR型燃料で、今回受領した19本の燃料要素中に、ウラン-235は合計約3.4キログラム含有されている。

 燃料要素は、1本ずつプラスチック製の袋に入れたのち、2個の木箱に収め、各木箱はさらに105cmX80cmX90cmの大きさの2個の鉄製コンテナーの中央部にそれぞれ固定して収納されており、放射線障害防止に対して、十分安全な措置がとられていた。