原子力関係の調査は各機関において別個に行なわれており、機関相互の連絡が行なわれていない現状にあるので、原子力局では各機関の相互連絡を密にし、調査の重複をさけ、調査を効果的に行なう目的をもって原子力局を中心とし、参加機関数については、取りあえず、原研、原燃、原産の４者で原子力関係調査連絡会を設けることとなった。

　本連絡会は次の諸点について意見の交換を行なう。
　　１．資料の収集および利用
　　２．調査の分担および方法
　　３．調査結果の検討

　　第１回（４月21日（木）10.00〜12.15）

議事概要
　原子力局から本連絡会設置の主旨の説明があり、今後の方針について討論が行なわれたが、その結果は次のとおりである。

１．調査結果の発表の場を設けることは望ましいことであるので今後本会合とは別に発表会を設ける。

２．各機関が入手した資料は他の各機関に通知するようにする。また各機関で調査し取りまとめたものも各機関に配布するようにする。

３．今後の方針を決めるために各機関は、それぞれ現在までの調査状況および今後の調査方針等を次回に提示する。