米国からの第1回査察について

 米国原子力委員会は、さきにわが国との間に締結した日米原子力一般協定に基づき、今回第1回の査察を行なった。米国原子力委員会国際部管理課長のJohn J.Downing氏は3月27日に来日し、下記の日程により査察および懇談を行なった。

   3月27日(日)
 羽田着
28日(月)
 原子力局との懇談
 東京芝浦電気
29日(火)
 日本原子力研究所
30日(水)
 原子燃料公社
 日立製作所
31日(木)
 原子力局との懇談
 三菱原子力工業
 三菱金属工業
4月1日(金)
 住友電気工業
2日(土)
 帰国

  3月27日(日)羽田着
    
 今回の査察の目的は米国からわが国に協定に基づいて送られた核物質の状況を明らかにすることであった。ただし今回の査察がわが国において原子力協定に基づいて行なわれた最初のものであったことにかんがみ、核物質の記録および報告の方式についてもダウニング氏と懇談を行なった。