放医研の動き 第2回研究集談会、第3回厚放研連
なお、放医研では今後も研究集談会を精力的に開催して、研究者全員の相互理解と協力の推進をはかる意向でいる。 第3回厚生省付属機関放医研研究者連絡会は11月13日関係者多数出席のうえ、国立東京第2病院で開催された。同連絡会は,当日の議題である「放射能調査について」から入り、担当者間の連絡、打合せがあってのち許容量の問題を取り上げたが、これについては基礎医学をもっと先にたって研究していくべきであるとして研究者間に熱心な討議がなされた。 なお、放射能調査の仕事は、今後さらに成果をあげるため、各省間の連けいを緊密にし、有機的にこれを推進していくべきである。特に原子炉関係のめざましい発展、アイソトープの広範な利用がみられるにいたった今日、この面のモニター業務を発展充実させる必要のあることが今後の方針として強調された。 終って、東2病院におけるアイソトープ利用状況の説明があってのち、研究室を見学、次いで新設の東京都立アイソトープ中央研究所を訪れ5時散会した。 |