原子力局

 第4回放射線取扱主任者試験の施行について6月26日に科学技術庁から広告された。原子力平和利用研究費補助金による平和利用研究のうち、参加ウラン核燃料体の製造に関する研究を掲載した。放医研の開所式が7月1日に挙行された。原子力研究用物品の関税免除に関する一部改正の政令が6月25日公布された。

第4回放射線取扱主任者試験の施行について


 放射線取扱主任者試験の実施細目及び放射線取扱主任者免状の交付等に関する規則(昭和33年総理府令第8号)第4条の規定により、次のとおり公告する。

 昭和34年6月26日 科学技術庁長官 中曽根 康弘

1 試験の日時


2 試験地及び試験の場所
 試験地   試験の場所
 東京     拓殖大学 東京都文京区茅荷町谷32番地
 大阪     関西大学天六学舎 大阪市大淀区長柄中通2丁目12番地

3 受験の申し込み

 放射線取扱主任者試験の実施細目及び放射線取扱主任者免状の交付等に関する規則第5条の規定による受験願書に履歴書、受験票の送付先を記した封筒及び写真(受験申込前1年以内に帽子をつけないで撮影した正面上半身像の名刺型のもので裏面に撮影年月日及び氏名を自書したもの)を添えて、東京都千代田区霞ヶ関2丁目2番地科学技術庁長官あてに昭和34年8月15日まで(郵送の場合は、8月15日の消印のあるものは受け付ける)に提出すること。

 なお、受験願書に記載されている現住所を変更したときは、そのつど、指名及び受験番号を明らかにして、その旨を届け出ること。