原 子 力 局

 第1回原子炉主任技術者試験が3月14日から16日まで東京工業大学で実施され、応募者は合計59名にのぼった。この試験問題を本号において紹介した。放射線審議会も第3回の総会が行われ、厚生大臣ならびに労働大臣あて答申が行われた。放射線医学総合研究所では事務分掌規程が改正され機構の整備が行われた。また日米原子力一般協定改正の議定書が2月17日条約第10号として公布、発効となった。

第1回原子炉主任技術者試験の実施

応募者は総数59名


 第1回原子炉主任技術者試験の施行については昨33年12月15日および34年2月2日の両度の科学技術庁公告(本誌第3巻第12号21べ−ジ、第4巻第2号26ページ参照)にもとづいて、その筆記試験が3月14日(土)から16日(月)までの3日間東京都目黒区大岡山の東京工業大学で実施された。なお受験応募者は級数59名でその所属別内訳は次のとおりである。


民間会社
47

 電力会社(日本原子力発電をのぞく)

9

 日本原子力発電(株)

18

 その他機器メーカー等

20

大  学

12

 国立大学

9

 私立大学

3