原子燃料公社監事の任命

宮原、村田の両氏再任


 原子燃料公社監事宮原幸三郎、村田八千穂の両氏は原子燃料公社の設立にあたり、原子燃料公社法附則第2条第1項にもとづき昭和31年7月19日付で原子力委員会の意見をきいて、内閣総理大臣により公社の監事となるべき者として指名され、さらに同条第2項にもとづき、同年8月10日公社発足にあたって同法の規定により、監事に任命されたものとされていたものであるが、同法第11条第1項により監事の任期は2年と定められているため、昭和33年8月9日をもってその任期が切れることになった。この後任について内閣総理大臣から原子力委員会に対し意見を求めてきたが、原子力委員会においては、7月4日(金)開催の第26回定例会議でこの点について審議した結果、同氏の再任ということに意見の一致を見、これにもとづき内閣総理大臣から8月10日付任命された。