JRR−2設計および工事の方法の認可

 原子力研究所が第2号原子炉として建設を急いでいるCP−5型原子炉(JRR−2)の設計および工事の方法については、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規則に関する法律」第27条の規定にもとづき、内閣総理大臣の認可を受けなければならないこととなっているが、12月9日付で原子炉格納施設、燃料貯蔵施設および燃料取扱設備の一部につき認可された。原子炉本体については、本原子炉が米国AMF社の設計および製作にかかるものであるので、細部の設計および工事の方法が申請することができないので、今回の分割申請、認可となったものである。原子炉本体そのほか残部の申請、認可は今後引き続きなされることとなっている。