ランダース氏の招へい

 原子力委員会においては、わが国原子力開発が諸外国に比して立ち遅れを示している実情にかんがみ、かねてから海外の調査、外国関係者の招へい等を事情の許すかぎり行ってきたが、このたび読売新聞社および日本原子力産業会議の協力を得て、ノルウェーの原子力科学者ランダース氏(Gunnar Randers)を招くこととなった。同氏はKjeller のノルウェー・オランダ合同原子力研究所長であり、また国連科学委員会事務局長でもある。

 同氏は3月23日(土)羽田着、以後4月5日(金)まで約2週間にわたり、東京および関西地区を中心に講演、視察、懇談等を行うことになっている。

 現在のスケジュールによれば

3月25日 産業会議講演会(日本工業クラブ)

 26日 原子力委員会・合同委員会との懇談

 27日 東海村原子力研究所視察

 28日 学術会議との懇談会

    読売新聞一般講演会(中央大学講堂)

 29日 東大核研(田無)、昭電(川崎)視察

3月30日〜4月3日  関西

4月4日 原子力産業会議との懇談会

  5日 離日