冬期のアイソトープ技術者養成訓練計画

 昭和31年度冬期のアイソトープ技術者養成訓練計画については、原子力局、日本放射性同位元素協会、日本原子力産業会議ならびに日本原子力研究所と協議した結果、次の計画により第8回放射性同位元素講習会を開催することに決定した。

 今回の講習会は、本年夏期の講習会において実習希望者が予想外に多く、定員をはるかに超過し、4〜5倍となったので医学、農学、理工学等に共通な基礎実習が強く望まれている状況にかんがみて、今回は一般コースとして基礎実習の講習会に限定された。

 なお、日本原子力研究所が主催者の一つに加えられたのは、明年から実施されるこの種の講習会を、日本原子力研究所の仮称「アイソトープ学校」が経営することに予定されているためである。

第8回放射性同位元素講習会開催計画

1.主 催 者
 日本放射性同位元素協会、日本原子力産業会議、日本原子力研究所

2.後   援
 原子力委員会、科学技術庁、文部省、農林省、厚生省

3.期   間
 昭和32年1月21日(月)から2月2日(土)まで2週間

4.場   所
 農林省農業技術研究所(東京都北区西ヶ原)

5.定   員
 30名

6.会   費
 8,000円

7.選考基準
 過去における放射性同位元素講習会の講議を修了した者で、かつ、実習に応募しながら定員等の関係から受講できなかったものを優先的に考慮する。

8.実習内容
 別紙実習時間割のとおり

9.募集締切
 昭和31年12月25日までに規定の用紙(日本放射性同位元素協会において交付する用紙)に記入して、日本放射性同位元素協会に申し込むこと。

(別紙)        実   習   時    間   割