日　時　昭和31年９月17日（月）午後１時半から

場　所　人事院ビル　原子力委員会会議室

出席者　荒川、川村、吉岡、木村、森川、島各専門委員（発令予定者）ならびに関係機関、訪英調査団および原子力局関係者

議　事　コールダー・ホール型動力炉に関連して

　　１．最近のイギリスの原子力事情
　　２．ウラン、トリウム資源と選鉱製錬
　　３．トリウムの冶金
　　４．コールダー・ホール型の機器、機構
　　５．天然ウラン黒鉛ガス冷却型発電所の核的設計、熱的設計計算
　　６．発電原価と技術的経済的問題点
　　７．原子力発電所の位置選定条件
　　８．東海村附近における地震の震度

　等についての説明と質問がなされ、のち訪英調査団側からコールダー・ホール原子力発電所の調査予定事項について説明があり、専門委員、その他関係者から訪英調査団へ要望意見の発表があった。

日　時　昭和31年９月29日（土）午前10時から

場　所　人事院ビル　原子力委員会会議室

出席者　藤岡委員、荒川、川村、吉岡、木村、森川（代理）、島各専門委員ならびに関係機関、訪英調査団および原子力局関係者

議　事　コールダー・ホール型動力炉に関連して

　　１．原子力開発利用長期基本計画（９月６日内定）
　　２．天然ウラン黒鉛ガス冷却型原子炉の保守
　　３．各国の原子力予算

　のち燃料サイクルに関連して

　　１．燃料サイクルと関連産業
　　２．日本における原子力発電の見通し
　　３．西独ＲＷＥ社の原子力開発計画

　等の説明と質問があり、今後当分の打合せには燃料サイクルを議題とすることになった。