第2章 国内外の原子力開発利用の現状
5.軽水炉体系による原子力発電

(2)ウラン資源の確保と利用

 我が国の原子力発電に必要な天然ウランについては,電気事業者により,カナダ,英国,オーストラリア等から主として長期契約により,2000年過ぎころまでの所要量を確保している。しかし,我が国の原子力開発利用の自主性・安定性を確保する観点から,引き続き,長期購入契約,自主的な探鉱活動,鉱山開発への経営参加等供給源の多様化に配慮し,天然ウラン資源の確保に努める。


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