第8章 国際協力活動
2.開発途上国等との国際協力

(参考)第2回アジア地域原子力協力国際会議の結果について

1. 開催日時
 1991年3月22日(金) 〜26日(火)
2. 開催場所
 日本海運倶楽部国際会議場(東京・平河町)(3月22日)
 経団連会館会議室(東京・大手町)(3月25日,26日)
3. 実施体制
 (1)  主催  :原子力委員会
 (2)  後援  :科学技術庁,外務省,厚生省,農林水産省,通商産業省
 (3)  協賛  :日本原子力研究所,動力炉・核燃料開発事業団,国際協力事業団,(社)日本原子力産業会議
4. 趣旨
 近隣アジア諸国の原子力関係者が一堂に会し,各国の原子力開発利用の現状等について相互に情報交換を行なうとともに,地域協力のあり方について意見交換を行なう。
5. 参加国
 オーストラリア,中国,インドネシア,韓国,マレイシア,フィリピン,タイ,日本
6. 本会議において合意された事項
(1) 研究炉の共同利用,放射線の医学利用,放射線の農業利用,パブリック・アクセプタンス(環境保全のための放射線利用,放射性廃棄物管理を含む)の4テーマについて,次回会議までに各国の専門家が集まり,より具体的な協力計画を策定すること。

(2) 次回会議は1992年3月までに開催することとし,その場所および議題については,参加国間で協議し,決定すること。


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