第3章 安全の確保及び環境保全
3.原子力施設等の安全性実証試験等

(1)配管信頼性実証試験

(実施機関:日本原子力研究所)
 軽水炉の一次系配管については,供用期間中に健全であること,及び瞬時に破断する可能性はないこと,また,万が一瞬時に破断した場合においても周辺機器へ重大な影響を与えないことを実証するため,1975年度より配管試験体を用いて試験を実施している。1990年度は,瞬時に破断する可能性のないことを実証するため,動的不安定破壊試験,ジェット流評価試験,減肉試験等を実施するとともに,計算コードによる解析評価を行った。


目次へ          第3章 第3節(2)へ