第2章 我が国における核燃料サイクルの確立に向けて

原子力発電の自主性の一層の向上と,高速増殖炉での発電利用を究極的な目的とするプルトニウムの利用体系への基盤の確立のため,自主的な核燃料サイクルの確立を図ることは不可欠である。その中でも重要な工程が再処理-リサイクル工程である。
 また,原子力発電及び核燃料サイクルを円滑に実施するためには,そこから発生する放射性廃棄物を放射能レベルに応じて安全かつ着実に適切な処理処分をすることが必要不可欠である。


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