第3章 安全の確保及び環境保全
4.環境放射能調査

(5)放射能測定マニュアルの整備

 現在,放射能調査等の実施に際しては,科学技術庁が放射線審議会の審議を経て制定した「全ベータ放射能測定法」,「放射性ストロンチウム分析法」等の分析測定マニュアルが活用されているが,分析対象核種の増加,分析測定法の進歩及び測定装置の改良等に伴い,分析測定マニュアルの改定等が必要となる。
 このため,科学技術庁は,これら放射能分析測定法について,(財)日本分析センターに原案作成を委託し,放射線審議会の審議を経て放射能分析測定法として逐次制定または改定してきている。


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