第3章 安全の確保,安全の実証及び環境保全
4.原子力施設等の安全性実証試験

(1)配管信頼性実証試験

(実施機関:日本原子力研究所)
 軽水炉の一次系配管について,き裂の発生限界等を明らかにするとともに,仮に瞬時破断が発生した場合の他の機器構造物への影響を調べることにより配管の信頼性を実証するものであり,昭和50年度より試験を実施中である。昭和60年度には,配管が瞬時破断するかどうかを調べるための不安定破壊試験及び万一配管が破断した場合のジェット力,パイプホイップ現象を調べるため配管破断試験を昨年度に引き続き行った。


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