第1章 原子力発電
5.原子炉の廃止措置

(西独)

 西独では,昭和60年において新たに3基,約404万キロワットが運転を開始したことによって,昭和61年6月末現在,16基,約1,693万キロワットの原子力発電所が稼動しており,また昭和60年の実績では,原子力による発電電力量は約1,260億キロワット時で,総発電電力量に占める割合は,約31%に達している。また,西独は国内の軽水炉開発に力を注ぐ一方,新型炉として,高温ガス炉(HTGR),FBRの研究開発を進める等,原子力開発に積極的に取り組んでいる。


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