(2)硝酸プルトニウムの混合転換
MOX燃料の原料となるプルトニウム原料粉は,海外再処理で得られたもの及び東海再処理工場から得られた硝酸プルトニウムを動力炉・核燃料開発事業団が独自に開発した「マイクロ波直接脱硝法」によって混合転換したものを使用している。 本技術の実用化を図るためのプルトニウム転換技術開発施設は,昭和58年4月から試運転を開始しており,昭和60年7月までに約760kgの混合転換粉を製造している。 目次へ 第4章 第3節(3)へ