第11章 国際協力活動

 原子力分野における国際的な研究協力は,安全研究,規制情報交換,高速増殖炉,核融合等多岐の分野で,二国間,多国間及び国際原子力機関(IAEA),経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)等の場を通じて活発に行われている。
 さらに,昭和57年6月に開催された先進国首脳会議(ヴェルサイユサミット)で提唱された科学技術分野の国際協力の中の原子力協力についても,その具体的協力内容,方法等について検討が進められている。
 また,最近,開発途上国から先進国への協力要請が高まってきており,放射線・アイソトープの利用分野を中心として,開発途上国に対する協力活動も活発化してきている。


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