第3章 安全の確保,安全の実証及び環境保全
4 環境放射能調査

(4)米国原子力軍艦の寄港に伴う放射能調査

 米国原子力軍艦の寄港に伴う放射能調査は,科学技術庁及び海上保安庁により横須賀,佐世保及び沖縄ホワイトビーチにおいて実施されている。昭和56年度における米国原子力軍艦の我が国への寄港は,横須賀14隻(前年度8隻),沖縄ホワイトビーチ等0隻(前年度沖縄2隻),合計14隻(前年度10隻)であったが放射能による周辺環境への影響はなかった。
 なお,昭和56年4月9日に起こった米国原子力潜水艦と我が国の貨物船の衝突事故に際しては,科学技術庁,海上保安庁等が協力して放射能調査を実施したが,異常は認められなかった。


目次へ          第3章 第5節へ