（１）原型炉の運転

　原型炉「ふげん」は,昭和45年12月に着工し,昭和53年3月臨界,昭和54年3月20日に起動試験を完了し,定格出力運転に入り,約1年間順調に運転を続けた後,昭和55年2月1日より同年5月15日の間,第1回の定期検査を実施し良好な結果を得た。しかし,その後6月に行った第1回計画停止後の出力上昇中,2回原子炉が自動停止したが,慎重な原因究明を経て,現在順調に運転を継続している。

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