第5章 保障措置及び核物質防護

3 保障措置技術に関する研究開発

 我が国としては1で述べた課題の解決のために保障措置技術開発を推進することが必要な状況にあるが,同時にINFCEにおいては2年有余にわたり核不拡散と原子力の平和利用の両立の方策について検討を行った結果,昭和55年3月にその結論として,原子力の平和利用は有効な保障措置の下に進められるべきであり,そのためには保障措置技術の改良を積極的に推進していくべきであるとした。


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