第6章 新型炉と核融合の研究開発
2 高速増殖炉

(2)原型炉の設計

 原型炉(もんじゅ)は,その設計,建設,運転の経験を通じて,高速増殖炉の性能,信頼性等を確認し,更に将来の実用炉の段階における発電炉として経済性の目安を得ることを目的としている。
 原型炉(もんじゅ)の設計については,昭和43年度に予備設計を行い,更に昭和44〜47年度に第1次〜第3次設計を行い,昭和48年度以降は,その後の研究開発の成果等を反映させるための調整設計を継続して実施するとともに,昭和52年度から製作準備設計を行い建設の着工に備えている。


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