第5章 安全確保及び環境保全のための調査研究等
2 環境放射能調査

(3)米国原子力軍艦の寄港に伴う放射能調査

 米国原子力軍艦の寄港に伴う放射能調査は,横須賀,佐世保,沖縄ホワイトビーチにおいて実施している。米国原子力軍艦の我が国への寄港は,昭和39年11月初めて原子力潜水艦が佐世保に寄港して以来,52年7月末までに通算139回(横須賀106回,佐世保21回,沖縄ホワイトビーチ12回)に達した。
 昭和51年度には,各寄港地において,定期調査を実施したほか,原子力軍艦の寄港に伴い,横須賀で6回,沖縄ホワイトビーチで1回の寄港時調査を行ったが,平常と異なる放射能は検出されなかった。
 これらの放射能調査結果は科学技術庁に報告されるとともに,寄港時の調査については現地においても発表された。


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