第2章 核燃料サイクル
4 核燃料加工等

(1)核燃料加工の需給バランス

 我が国の軽水炉用燃料の成型加工については,現在の生産能力のままで,昭和50年代後半までの需要を賄える。それ以降の需要に対しては,能力の拡充が必要である。
 また六弗化ウランから二酸化ウランへの転換(再転換)については,これまで,もっぱら加圧水型炉用燃料の再転換が国内で行われてきたが,沸とう水型炉についても,国産化の準備が進められている。
 ジルカロイ被覆管の製造については,現在,国産化率は4%程度であり,残りは海外から完成品で輸入されている。


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