昭和47年度年表

〔昭和47年〕
4月10日  関西電力美浜原子力発電所2号炉 臨界
15日  (財)核物質管理センター発足
(財)福井原子力センター発足
20日  中央電力協議会,昭和55年度までの電力長期計画を発表(昭和55年で原子力は3,370万kW,全体の22%)
5月9 日  政府,ENEAへの正式加盟を決定
15日  福井県敦賀市に科学技術庁の原子力専門職員を派遣
16日  原子力委員会の環境安全専門部会,総合,安全研究,環境放射能,低線量,放射性固体廃棄物,温排水の6分科会設置を決定
17日  第1回日独高速炉会議開かる。
20日  科学技術庁,昭和47年度原子力開発利用研究委託費の交付決定
6月1 日  原子力委員会,原子力開発利用長期計画を策定
三菱重工業9電力等が中心となって原子力発電訓練センター(福井県)を設立
5 日  国連人間環境会議開かる。(ストックホルムで16日まで)
15日  温水養魚開発協会発足
27日  原研の大型リニアック完成
7月 3 日  関西電力,大飯原子力発電所の建設に関し,安全協定と地域開発協力協定を締結
4 日  原子力委員会,大飯原子力発電所の設置について内閣総理大臣あて答申
原子力委員会委員長に中曾根康弘氏就任
原子燃料工業会社発足
8 日  エネルギー・資源・環境に関する国際シンポジウム,京都で開かる
13日  動燃のウラン一貫製練工程のパイロットプラント人形峠に完成
21日  原子力年報(原子力白書)閣議報告発表
25日  関西電力美浜発電所2号炉,営業運転を開始
28日  日豪原子力協力協定発効
8月11日  原子力委員会のウラン濃縮技術開発懇談会,中間報告を発表
17日  原子力委員会,ウラン濃縮技術開発に関する基本方針を決定
24日  原子力委員会,京都大学の臨界実験装置KUCAの設置について内閣総理大臣あて答申
25日  原子力船「むつ」すべての原子炉工事を完了
29日  放射線照射馬鈴薯,食品衛生法による許可を得る
9月 1 日  日米両国政府,USAEC所有のスックパイル濃縮ウラン1万トンSWUの輸入に合意
9月13日  有沢広巳,北川一栄両原子力委員会委員辞任,井上五郎,田島英三両氏就任
22日  日仏原子力協力協定発効
IAEAユーラトムとの保障措置協定調印
26日  IAEAの第16回通常総会,メキシコ市で開かる
10月14日  静岡県温水利用研究センター開所
27日  ウラン濃縮技術開発懇談会,最終報告を提出
31日  科学技術庁,放射線利用の技術予測に関する調査結果を発表
11月7 日  第2回日英高速炉会議開催(東京で10日まで)
21日  原子力委員会,東京電力福島原子力発電所6号炉および四国電力伊方原子力発電所の設置について内閣総理大臣あて答申
26日  西独からの原子炉安全性調査団来日
27日  科学技術庁,原子力開発利用動態調査報告書を発表
30日  USAEC,LMFBR建設の主契約者にWH社を決定
12月8 日  日本学術会議,初めての原子力シンポジウムを開催
12日  第2回日米原子炉安全審査専門家会議開催(東京で13日まで)
22日  原子力委員会委員長に前田佳都男氏就任
原子力委員会,日本原子力発電東海第2発電所の設置について内閣総理大臣あて答申
〔昭和48年〕
1月5 日  昭和48年度政府予算案成る
25日  日本原子力研究所,98番元素カリホルニウムの合成,検出に成功と発表
2月15日  米国JCAE委員長ら来日(19日まで滞在)
16日  米国からの濃縮ウラン1万トンSWUの購入契約が成立発効
19日  東京電力,福島原子力発電所に関し,福島県との協定を改訂締結
3月5 日  第4回日米原子力会議,東京で開催
6 日  原子力委員会,昭和48年度核原料物質探鉱計画を決定
7 日  第6回原産年次大会開催(9日まで)
15日  日本原子力研究所,JFT-2で700万度の超高温プラズマを0.02秒間閉じ込めに成功と発表
19日  第3回日英原子力会議,東京で開催
27日  原子力委員会,日本原子力研究所のNSRRの設置について内閣総理大臣あて答申
29日  日米両国政府,日米原子力協力協定の改定のための議定書に署名
30日  原子力委員会,昭和48年度原子力開発利用基本計画を決定


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