II 原子力委員会の計画および方針

15 環境・安全専門部会の設置について

(昭和47年2月17日 
原子力委員会決定)

1 設置の目的
 最近の原子力の開発利用の進展にかんがみ,原子力施設をめぐる環境の保全と安全性の確保に関する諸問題について検討するため,原子力委員会に環境・安全専門部会を設置する。

2 検討事項
 原子力施設をめぐる環境の保全と安全性の確保に関し,問題点を検討するとともに,研究開発の進め方,規制および監視のあり方等所要の対策について審議する。

3 審議の進め方
 専門部会においては,原子力施設をめぐる環境,安全問題について総合的な検討を行なうものとし,専門部会における審議の過程において必要があるときは,事項ごとに分科会を設けて審議を行なうものとする。

4 構成員
  構成員は,次のとおりとする。
 環境・安全専門部会構成員

 内田 秀雄 東京大学教授
 鎌田  勲 日本経済新聞社論説委員
 河内 武雄 電気事業連合会公害対策委員長
 木村健二郎 日本分析化学会々長
 小林 節夫 朝日新聞社論説委員
 向坂 正男 日本エネルギー経済研究所長
 田島 英三 立教大学教授
 田島弥太郎 国立遺伝学研究所形質遺伝部長
 長岡  昌 NHK解説委員
 能勢 幸雄 東京大学教授
 伏見 康治 名古屋大学プラズマ研究所長
 藤波 恒雄 前科学技術事務次官
 牧野  昇 三菱総合研究所常務取締役
 三島 良績 東京大学教授
 御園生圭輔 放射線医学総合研究所長
 山崎 文男 日本原子力研究所理事
 鷲巣 英策 環境庁長官官房審議官
 藤村 弘毅 水産庁次長
 小松勇五郎 通商産業大臣官房長
 成田 寿治 科学技術庁原子力局長


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