第12章 国際協力

§4 開発途上国との協力

 開発途上国との協力については,主としてIAEAを通じて留学生をうけいれたほか,開発途上国の専門家を対象としたIAEA主催の放射性廃棄物管理訓練コースおよび原子力発電地域訓練コースが,わが国でそれぞれ1971年11月と12月に開催された。
46年度のIAEAフェローシップによる留学生のわが国への受入れは中華民国から4名,韓国から3名,ボリビア,チェコスロヴァキア,ビルマおよびフィリピンから各1名,計11名を受入れ,日本原子力研究所,放射線医学総合研究所,理化学研究所,農林省農業技術研究所および東北大学においてそれぞれ研究を行なった。


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