§2 濃縮ウランをめぐる世界の動向
5その他

欧州原子力産業会議(FORATOM)および欧州共同体(EC)でもそれぞれ独自に濃縮工場の建設を検討している。前者の計画では,欧州における濃縮ウランの需要見通しをもとに6,500〜9,000トンSWU/年の工場を1980年には完成させねばならないとし,後者も,1980年までには,5,000〜8,000トンSWU/年規模の工場を稼働させるべきであるとしているが,ガス拡散法によるか遠心分離法によるかは,EC内でも検討中である。


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