§2 濃縮ウランをめぐる世界の動向
3遠心分離法による三国共同計画

英国,西独およびオランダの3国は,遠心分離法による濃縮工場の共同開発計画について,1968年から話し合いを続けてきたが,1970年3月調印を行なった。計画によると,1971年までに英国のカーペンハーストおよびオランダのアルメロにそれぞれ年間25トンSWUのパイロット工場を完成させ,1975年までに両工場あわせて300〜350トンSWUまで拡張することとし,現在積極的に研究開発を進めている。


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