§3 新型転換炉の開発

   3原型炉「ふげん」の設計

前年度行なった原型炉第1次設計にひきつづき,国内メーカーおよび電力会社と共同で,発電所全設備にわたっての第2次設計をすすめてきたが,45年3月,終了し,最終仕様を固めた。その主要な仕様は(第2-3表)に示すとおりである。
 さらに,この設計結果をもとに,45年度に福井県敦賀地区において建設に着手すべく,45年3月,内閣総理大臣あて原子炉設置許可申請書を提出した。これにより現在,原子力委員会の原子炉安全専門審査会において安全性の審査がすすめられている。


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