§3 原子力開発利用動態調査

 科学技術庁原子力局では,最近におけるわが国の原子力開発利用の急速な進展にかんがみ,その一層の推進に資するため,42年度に,従来行なってきた各種の実態調査をさらに発展させ,新たに原子力開発利用の全分野を対象として,第1回「原子力開発利用実態調査」を実施した。44年度は,ひきつづき調査対象を拡大するとともに,調査項目を改善して第3回調査を実施した。第3回調査の対象は,1,938機関(第1回調査対象1,269機関)であったが,このうち1,507機関から回答があり,回答率は78%であった。調査結果の概要は付録Vの6に示すとおりである。


目次へ          第4節へ