§2 高速増殖炉の開発
3 炉物理研究

 原研に設置されている高速臨界実験装置(FCA)を用いたウラン系燃料による炉物理実験が進められたが,これは昭和44年中頃まで続けられる。これに引きつづいてプルトニウムによる部分モックアップ実験をすすめるため,FCAに使用するプルトニウム燃料の購入,加工の契約を44年3月米国のNUMEC社と結んだ。これとならんで同実験を45年1月に開始するべく,FCAの改造の準備がすすめられている。


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