§2 海外留学生の派遣

 原子力関係の海外留学生派遣の制度には,政府予算または政府斡旋による原子力留学生制度がある。
43年度の留学生を所属機関別にみると,国公立機関27名,民間企業5名となっており,29年度以来の海外留学生の総数は701名となった。現在までの年度別の派遣実績は,付録IV-13に示すとおりである。
 一方,43年度の留学生を派遣先別にみると,米国23名,英国6名,フランス,ドイツ,カナダ,スウエーデン,フィンランド各1名となっている。
 このほか,フランス政府の原子力給費制度により留学生が派遣されており,また民間企業等によっても研究あるいは技術習得のため,海外に留学生が派遣されている。


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