§11 国家試験
2放射線取扱主任者

放射線障害防止法においては,放射性同位元素の使用者,販売業者および廃棄業者ならびに放射線発生装置の使用者は,その業務を行なうに際し,(第9-3表)に掲げる区分に従い,事業所ごとに国家試験により科学技術庁長官が交付する第1種または第2種放射線取扱主任者免状を有するもののなかから,放射線取扱主任者を選任し,放射線障害の発生防止について監督を行なわせることとしている。
42年度は,第12回第1種放射線取扱主任者試験および第9回第2種放射線取扱主任者試験が行なわれた。
 第12回第1種試験の受験者は1,043名,合格者は407名であった。また第9回第2種試験の受験者は1,105名,合格者は509名であった。42年度末現在,第1種免状所有者は2,034名,第2種免状所有者は2,584名である。


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