§5 原子力関係者の交流
3海外原子力関係者の招へい

原子力委員会は,毎年海外の原子力関係者を招へいして,関係諸国との協力の促進をはかってきたが,42年度は,ノールウェー原子力委員会委員長G.ランダース氏,台湾原子能委員会事務局長S・M・リー氏およびオランダ・ランデヘン大学教授F・H・ソーベルス氏を招へいした。
 ランダース氏は,43年3月来日し,北欧の原子力開発状況,原子力船ならびにIAEAの保障措置等に関し,原子力委員会,日本原子力産業会議(原産)原子力船開発事業団と懇談を行なったほか,原研東海研究所等主要な原子力施設を視察した。
 リー氏は,43年3月,来日し,台湾の原子力開発状況,開発計画,両国の将来の協力等について原子力委員会,原産と懇談したほか,放射線医学総合研究所(放医研)原研東海研究所等を視察した。
 ソーベルス教授は,43年3月,来日し,原子力委員と懇談したのち,放医研,国立遺伝学研究所等を視察した。
 このほか,韓国金科学技術処長官が,42年12月,来日し,原子力委員と懇談を行なった。


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