第6章 原子力船

§4 事業団等における調査研究,その他

 事業団では,原子力第1船の陸上付帯施設(定係港)建設について,必要な施設および機器の基本設計等を行なうとともに,40年度にひきつづき, 定係港の建設地について, 技術的観点から安全性を重点として,全国的に調査,検討を行なった。
 研究については,第1船の安全性等の確認のため,原研のJRR-4において,原研および運輸省船舶技術研究所(船研)との共同により,遮へい効果実験等を行なうとともに,内外の技術者と情報の交換を行なった。
 そのほか,原子力船に関する一般的研究としては,船研において原子力船の安全対策,振動動揺対策,遮へい等に関する研究が行なわれた。


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