§1 核燃料

2.採鉱試験および洗鉱試験

 原燃は,38年度にひきつづき含ウランれき岩層の洗れき効果を利用した水力採鉱法の技術を確立することを目的として試験研究を行なってきた。その方法は,水力による掘さくと同時に洗れきを行なうことにより,処理される鉱量が減少することから,掘さくから輸送の過程までを低コストで行なうことができる。
 38年度から実施してきた中間規模洗鉱試験は,山元試験製錬所の完成にともない,洗鉱破砕工程の一部として吸収された。


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