第3章 研究炉
§3 臨界実験装置

1.日本原子力研究炉の軽水臨界実験装置

 この装置はJPDRの建設と並行して建設中であったが,37年8月完成した,これはJPDRと同じく,2.6%濃縮の二酸化ウラン燃料を使用したもので,完成後は,タンク内水位の等価反応度や出力分布等の計測を含む各種特性試験が行なわれてきたが,現在,動力炉のモックアップとそれに関連した各種の実験が行なわれている。


目次へ          第3章 第3節(2)へ